餃子の王将

  • 2013年6月23日
餃子の王将3代目が失踪 妻が暴露

人気外食チェーン「餃子の王将」の創業家3代目が、幼い長男を連れたまま失踪――。
発売中の「フライデー」が、衝撃的なスクープをしている。いずれ家業を継ぐとみられていた「3代目」の加藤貴司氏(40)が、5年間も消息不明になっているというのだ。一体何があったのか。貴司氏の妻だった加藤カチェリーナさん(30)を直撃した。

<5年前、エジプトで姿を消す>>
ウクライナ出身のカチェリーナさんは、10年前に来日した直後、働いていた姫路の外国人パブで貴司氏と知り合った。03年4月のことだ。当時、貴司氏30歳、カチェリーナさん20歳。2人は急速に親しくなり、半年後にはウクライナで結婚式を挙げている。しかし、妊娠が分かった頃から貴司氏のDVが始まり、耐えかねたカチェリーナさんは、3歳だった長男のダニエル雄亮君を連れてウクライナに帰国してしまう。

ところが、カチェリーナさん親子を追って、貴司氏もウクライナ入り。ウクライナを訪れた貴司氏は、妻と子をエジプト旅行に誘い出す。親子3人は08年2月にエジプトに入国。失踪事件が起きたのはその時だ。カチェリーナさんはこう語る。

「2008年2月24日の朝です。その日は朝食をホテルの部屋で食べてました。でも、なぜか急にタカシが『スパを予約したから』と私に行くように勧めるのです。タカシは『体にいいから』と譲りません。私は初めて、ダニエルをタカシに預けました。スパから1時間ぐらいして戻ると部屋には誰もいません。プールにもいない。カフェにもいない。ホテル中を捜したけど、どこにもいない。いったん部屋に戻るとスーツケースに鍵がかかっていることに気づいた。私の携帯電話もないことが分かってパニックになった。スーツケースの鍵を壊して中を開けたら、お金や帰りの航空券、ビザ、キャッシュカード、外国人登録証がなくなっていたのです」

この一件を最後に、カチェリーナさんは2人と生き別れとなった。息子のダニエル君は、ロシア語しか話せなかったという。カチェリーナさんはすぐに警察に捜査を依頼。すると、2人は失踪翌日、関西空港行きの飛行機に搭乗していた。「すぐにタカシの母親に電話をした。そのとき、彼女は私にハッキリとこう言いました。『貴司は子どもの面倒が見られないのですぐに日本に帰ってきて』と」だが、彼女が日本に戻ってみると加藤家の親族は「どこに行ったのか、分からない」と繰り返すばかりだったという。

失踪から5年。カチェリーナさんは、ダニエル君に会いたい一心で日本にとどまっている。いま分かっていることは、ダニエル君が08年9月にシンガポールへ出国し、いまだに日本に帰国した記録がないことだ。貴司さん親子は、いま、どこで何をしているのか。


  • 2013年12月19日
「王将」社長 撃たれ死亡 山科の本社前、胸など3カ所

 19日午前7時ごろ、京都市山科区西野山射庭ノ上町の「餃子の王将」を展開する王将フードサービス本社前で同社の大東(おおひがし)隆行社長(72)がうつぶせで倒れているのが見つかった。大東社長は拳銃のようなもので撃たれたとみられ、右胸の1カ所と左腹部の2カ所に傷があり、市内の病院に運ばれたが、約1時間後に死亡した。現場に薬きょうが複数個落ちていた。京都府警捜査1課は殺人事件として捜査、午後に山科署に捜査本部を設置する。東証1部上場の企業トップが殺害されるのは異例。
山科署や市消防局によると、出勤してきた男性従業員(58)が「社長が倒れて意識と呼吸がない」と119番した。社長の衣服にはにじむ程度の出血があり、救急隊員らが駆け付けると従業員が人工呼吸していた。同署は、社長へのストーカーや嫌がらせなどの情報は現在のところ把握していないといい、犯人は拳銃のようなものを持って逃げているとみられ、府警は、社長の周囲にトラブルがなかったか会社関係者から事情を聴く。
 同社経営企画部などによると、大東社長は普段は毎朝、山科区西野大鳥井町の自宅から自分で社用車を運転して出勤し、会社前の掃き掃除などをするのが日課だった。周辺住民によると、大東社長は通勤に使ったとみられる車の東側で倒れ、胸から血を流していた。従業員らしき人が声を掛けながら心臓マッサージをしていた、という。
 大東社長は大阪市出身で、関西経理専門学校を中退。中京区の四条大宮で義兄が1967年に創業した「王将」に69年に入店。74年の会社設立を経て、84年に取締役就任。専務、副社長などを経て2000年から社長。
 現場は市営地下鉄椥辻駅の西約1・5キロの田んぼや工場に囲まれた住宅街。


  • 2013.12.25
餃子の王将 過酷研修、全裸、三代目失踪等のトラブル抱える

 『餃子の王将』を展開する王将フードサービスの社長・大東隆行さん(享年72)が2013年12月19日の午前5時40分頃、自家用車で出社したところを、拳銃で撃たれ、殺害された。事件後に行われた記者会見で、同社は「思い当たるようなトラブルはない」と説明したが、実際にはさまざまなトラブルが発生していた。
 2013年6月、労働組合書記長やルポライター、大学教授などで構成された委員会によって実施されている「ブラック企業大賞」に餃子の王将がノミネートされてしまったのだ。
 選考理由は主にふたつ。まずは2013年2月、京都府内の店舗で調理などの業務を担当していた25才の従業員が王将フードサービスを相手取り損害賠償を求める裁判を起こしたことだった。
 長時間労働のためにうつ病を発症し、2011年4月から休職を余儀なくされたという同従業員。うつ病を発症する直前の6か月の時間外労働は平均して月に約135時間だったという。
 また、過酷な新人研修についても取り沙汰された。逃げ場のない合宿形式で行われる研修では、朝6時半からランニングをし、夜は11時に消灯。携帯電話からテレビ、新聞、たばこまで禁止される。挨拶などの基本動作やオリジナルの「王将体操」などで合格点を取らない限り、修了は認められない。
「研修では講師役の先輩従業員の怒号が飛び交い、泣き出してしまう新入社員も少なくないそうです」(飲食業界関係者)
 この様子はテレビでも放映され、視聴者から非難が集中したというが、大東さんは意に介すことなく<自分を切磋琢磨しなければ研修にならない。愛情を持って育てたいからこそ厳しくしている>と雑誌のインタビューで反論している。
 2013年に大きな話題を呼んだのが、9月に起きた“裸さらし事件”だ。2012年12月、石川・金沢片町店に近くのショーパブの従業員の男性らが押しかけ、裸になって写真を撮影。ネット上に公開されたことが9月に多くの人の目に触れることとなったのだ。
 裸になった男性たちは「店の許可を取ってやった」と主張していたが、警察はその後、店側からの告訴を受け、威力業務妨害と公然わいせつの容疑で立件。威力業務妨害については不起訴となったものの、公然わいせつの容疑については、軽犯罪法違反の罪を適用し、9人を略式起訴した。
 さらに2008年2月には、創業家で仰天のでき事が起きている。創業者の長男・加藤潔さんの息子の3代目社長・貴司さん(40才)が長男(9才)を連れて失踪してしまったのだ。
 大東さんは、至近距離で4発撃たれており、犯行の目撃者もいない。“プロ”による犯行と見られているが、前述したような一族のトラブルが今回の大東さんの事件とどうかかわっているかはわからない。


  • 最終更新:2013-12-27 20:26:00

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